2020年夏に発売される新しいカーディオシリーズの紹介を過去8回に分けて紹介してきました。
その1 概要
その2 コンソールとフレームの組み合わせ
その3 コンソール-タッチ/タッチXL
その4 コンソール-プレミアムLED
その5 コンソール – LED
その7 コネクテッドソリューション – アセットマネジメント
その8 コネクテッドソリューション – ワークアウト・トラッキング・ネットワーク
ハードウェアの説明を連続でしたので、第9回はソフトウェアであるコネクテッドソリューションのパーソナル・トレーナー・ポータルについて紹介します。
パーソナルトレーナー・ポータルとは?
パーソナルトレーニングのような個別トレーニングを、メンバーに課題として送ることができるものです。メンバーはモバイルアプリやタッチパネルコンソールを通じて課題を確認して取り組むことができます。パーソナルトレーナー・ポータルはワークアウト・トラッキング・ネットワークと連携することで、メンバーやアプリやタッチパネルのコンソール上で課題を確認したり、トレーナーとやりとりしたりすることが可能。
施設ができること
■付加価値/差別化の提供
パーソナルトレーナー・ポータルは、既存会員の標準機能としても使えますが、有料オプションとしても活用可能なので、新たな収益を見込めるツールです。通常のパーソナルトレーニングに対して抵抗があるメンバーの方でも、アプリ上でのやり取りは気軽に取り組める個別メニューとなるので、他の施設との差別化につながります。
トレーナーは自分でオリジナルのトレーニングを作成することもできますが、豊富なワークアウトライブラリーから簡単に個別メニューを選択してメニューを作成することもできます。もちらもん使い方等の動画も追加可能です。
■退会防止
パーソナルトレーナー・ポータルでは、メンバーの課題取り組み状況は最近の施設の利用頻度に基づいて、退会の可能性が高いメンバーを特定することが可能です。退会の前に特別プロモーションやカウンセリングの提供など、アクションを起こすことができるので、メンバーの退会数を減らすことができます。
■パワフルな通知機能
メンバーへのメッセージやプッシュ通知を送ることができるので、直接対面しなくてもメンバーに合ったメニューを作成でき、満足度を高めることができます。
メンバーができること
■自分専用のトレーニングメニューに取り組める
一人で黙々とトレーニングに取り組めるメンバーばかりではありません。なかなかトレーニングが続かないメンバーでも、トレーナーから自分専用の個別のトレーニング課題を出されると、運動へのモチベーションは上がります。トレーナーとメッセージをやりとりする機能も付いているので、取り込む状況によって細かく修正してもらうことも可能です。
■カスタマイズ
多くのフィットネスアプリやウェアラブルデバイスと相互連携が可能なので、一か所に集約して運動データを確認することができます。
次回は・・・
いよいよフレームについて紹介していきます。