2020年夏に発売される新しいカーディオシリーズの紹介を数回に分けて紹介しています。
その1 概要
その2 コンソールとフレームの組み合わせ
第3回は5つあるコンソールの違いなど、それぞれ紹介していきます。
ラインナップ
前回のコラムでも紹介したように新しいコンソールは5つのみです。
今回はタッチパネルのタッチコンソールとタッチXLコンソールについて紹介します。
大きなスクリーン
タッチコンソールは16インチ、タッチXLコンソールは22インチです。
その名の通り、タッチスクリーンなのでボタンはありません。
なのでコンソールの端まで使えるので大きなスクリーンが作れました。
テクノロジーの期待に応えられるように最新技術を駆使し、鮮明な見やすさにこだわりました。
テクノロジーの接続
テクノロジーの期待に応えられるよう、いろいろなサービスやデバイスと接続できるようにしました。
●RFID
エンドユーザーはワイヤレスでマシンにログインすることができます。自分のデータをマシンに読み込ませることで目標達成までの進捗状況を確認できます。
●WiFi
ワイヤレスでインターネットに接続することができ、ストリーミングアプリの更新や、マシンのアップデートがスムーズに行えます。
●BlueTooth
エンドユーザーは自分のスマートフォン、イヤホンに接続することができます。また人気が高まっている心拍数デバイスと接続することもできます。
●ANT+
今までのマトリックスではCXシリーズ以外にこの機能はついていませんでしたが、リニューアルされたカーディオシリーズにはすべて対応しています。心拍計ストラップを使用したい方はこれを使って接続できます。
●Apple
今まで通り、アップルウォッチと接続ができます。
●USB
デバイスの充電やメディア、ソフトウエアのアップデートに使えます。特に新しいスマートフォンは充電がすぐなくなるので、運動中に充電できるのは嬉しいですね。
ワイヤレス充電(新機能)
上記テクノロジーの接続でも紹介したUSBでの充電。リニューアルされたカーディオシリーズはワイヤレス充電にも対応しています。
まだすべてのデバイスがワイヤレス充電に対応しているわけではありませんが、これは近い将来需要が高まってくると予想されます。
そんな機能をマトリックスはいち早く取り入れました。
真ん中にくぼみがあるので、スマートフォンを横に置いた状態でもスクリーンが見えるので、着信やメッセージを確認できます。
自動スリープ解除(新機能)
スポーツクラブで一番人気のマシンはトレッドミルです。
そんなトレッドミルはカーディオ製品の中でも一番電気を消費するんです。
施設の電気代を節約するためと、環境への配慮が注目されている今、リニューアルされたカーディオシリーズはこれまでになかった、人感センサーを搭載。
ある一定の時間操作がなければ、スリープし省エネモードになります。
人が近づくと、センサーが反応してマシンに触れずに省エネモードが解除されます。
図の左:省エネモードで画面が暗くなっています。LEDのライトがオン(緑)になっています
図の右:ユーザーが近づくとセンサーは反応して画面が明るくなります。LEDのライトはオフ(赤)になります。
バーチャルアクティブ
リニューアルされたカーディオシリーズでは新たに60のバーチャルアクティブが入っています。
60はすべて新しく、今までのコンソールにはなかったコースです。
TV
施設のインフラ環境に合わせて、さまざまな提案ができます。
同軸ケーブルやイーサネット(IPTV)など対応しています。
エンドユーザーに見せたいコンテンツを表示させることもできます。
例えばスクリーンにスタジオプログラムのタイムテーブルやキャンペーンなど表示すれば、別に販促物を作る手間が省けます。
次回は
次のコラムではプレミアムLEDコンソールを紹介します。