2020年夏に発売される新しいカーディオシリーズの紹介を過去5回に分けて紹介してきました。
その1 概要
その2 コンソールとフレームの組み合わせ
その3 コンソール-タッチ/タッチXL
その4 コンソール-プレミアムLED
その5 コンソール – LED
今回はグループトレーニングコンソールについて紹介します。
今までの内容を簡単におさらいすると、現在のLEDコンソールのポートフォリオは12種類あります。
さらに様々な言語バージョンが加わることで在庫の管理や修理が大変でした。
その手間を減らそうと新しいカーディオ製品シリーズのLEDコンソールは3種類に減らしました。
今回はシンプルさとグループトレーニングにも対応できる、グループトレーニングコンソールについて説明します。
プレセットボタン
グループトレーニングコンソールの最大の特徴は、HIITやグループトレーニングなどの展開が早いレッスンにも対応できることです。
真ん中の3つのボタン(黄、オレンジ、赤)にそれぞれ特定の速度と傾斜をあらかじめ設定できます。
そうすることで、レッスン中に一瞬で強度を変えることができます。
インストラクターは指示を出しやすくなり、マシンを操作する時間が短縮されるので、その時間を指導に当てることができます。
また、プレセットされた強度から速度や傾斜を変えるのも簡単な操作ですぐできます。
限られたスペースの有効活用
グループトレーニングコンソールは一般的なトレッドミルとしても使えます。
これ1台あれば、カーディオフロアでの有酸素運動もできて、さらにHIITやサーキットトレーニングにも対応できます。
今まではグループトレーニングと言えば、ブティック型のクラブで行われているというイメージがありました。
しかし、このコンソールがあれば総合型クラブのカーディオフロアでもローアーや他のマシンと組みあわせて使うことによって、その空間がスモールグループトレーニングできるスタジオに早変わりします。
必要な機能だけ
グループトレーニングコンソールの接続はLEDコンソールと同様、必要な機能だけ標準で入れてます。
WiFiやRFIDが必要な施設のために、オプションで付けれるようにしてあります。
●RFID(オプション)
エンドユーザーはワイヤレスでマシンにログインすることができます。自分のデータをマシンに読み込ませることで目標達成までの進捗状況を確認できます。
●WiFi(オプション)
ワイヤレスでインターネットに接続することができ、ストリーミングアプリの更新や、マシンのアップデートがスムーズに行えます。
次回は
フィットネス施設の快適な体験をサポートするデジタルツール、コネクテッドソリューションを3回に分けて紹介します。
第一弾はアセットマネジメントについてです。